最初の決断♪住宅の外壁の選び方(サイディングとモルタル)

住宅の外壁の種類と注意点。様々な種類の外壁について考えてみました。

2007年12月01日(Sat)
最初の決断♪住宅の外壁の選び方(サイディングとモルタル)
外壁は家の外観を決める大事な要素です。さらに家を風雪や紫外線、延焼などから守る
という重要な役割があるので、コストだけじゃなくて「耐久性」や
「メンテナンス」も含めた様々な観点から選ぶことが大事です。

まずは、種類から。大きく分けると
「モルタル」「サイディング」「タイル」「レンガ」「ALC(軽量気泡コンクリート)」「木」があります。

このうち、最近の住宅で多いのはサイディングです。

サイディングには窯業系、金属系、樹脂系があります。

パネル状になっているので下地に直接貼っていくだけで施工も簡単だし、いろいろなテクスチャーのものがあって
様々な表情を出せるのも魅力です。
材料の厚さによって値段が変わりますが、比較的お手ごろ価格です。

このうち、窯業系を採用している住宅が最も多いです。

窯業系サイディングは最近では、いろいろな機能持つものが出てきています。
雨の水で汚れが落ちたり、長い間色褪せを防ぐものなど。

外壁は一番風雨にさらされるところです。また、外壁の痛みはほったらかしていると直接家の傷みに繋がっていきます。
定期的なメンテナンスは家の寿命を延ばすためにも重要です。
まず5年〜10年でサイディングには継ぎ目のシーリングの劣化や痩せが生じてきます。これを放置していると継ぎ目から水が入って
ひび割れたり、穴が開いたりしてきます。最初のメンテナンスがこのシーリングの打ち直しです。

次にサイディング表面の塗装膜の劣化が生じます。色褪せや汚れなど見た目にも悪くなってきます。
こうなる前に透明なコート材をサイディングに塗りなおすことが長持ちの秘訣です。
最近のステキな柄のサイディングは遠目には本物と見分けが付かないような多色の複雑な塗装を工場で施しているので、
色が完全に褪せてしまってからは元通りの美しい多色塗装をするのは不可能なのです。
メーカーでは15年〜20年の保証をしているものもあります。
が、早め早めのお手入れが大切ですよ。

しかし、外壁のメンテナンスは面積が大きいし、真四角に近い家の場合はほとんどの場合、足場が必要になってくるので、
予想以上に費用がかかります。表面コートの塗り替えやシーリングの打ち換えにどのくらいの費用がかかるのかをあらかじめ聞いておきましょう。
建物の大きさや形状によっては最初からメンテナンスフリーの材料を使ったほうが結果的に長い目で見ると割安だったりもします。

また、凸凹した外観の家にはサイディングは不向きです。サイディングはパネル状のもので家の周りをすっぽりカバーしているような感じなので、
出っ張っているところと引っ込んでいるところはコーナー部材を入れます。コーナー部材はパネル部材に比べると割高なので、
凸凹したところがたくさんあるとそれだけ割高になり、しかもシーリングで塞ぐ箇所が増えるというわけです。


ところで、ランニングコストがかからない代表といえばやはりタイルです。
焼き物なので吸水性がほとんど無く、汚れが付きにくい、色落ちが無いので、ほとんどメンテナンスフリーです。
重厚感があるので、豪華な家には欠かせませんが、他の材料と比較してイニシャルコストは高めです。

以前は湿式工法といって左官さんが壁に一枚一枚貼っていく方式が主流でしたが、最近では、
サイディングのように下地に引っ掛けるタイプの乾式工法のタイルが普及してきました。
落下の心配も無く、乾式工法なので工期も短く施工も簡単です。

モルタルはセメントと砂を水で練ったもので、日本の住宅外壁の伝統的な工法で長い間使われてきました。
現在でもサイディングに次ぐ需要があります。
コストが安くて、デザイン的に自由度が高いです。凸凹の家にも使えます。
防火性能を確保するために便利な材料なのですが、
湿式工法なので工期が長く、ひび割れが起こりやすく、メンテナンス頻度が多いので、敬遠されてきました。

しかし、最近、南欧風住宅や自然素材住宅のブームで密かに脚光を浴びてきています。
工場生産の均一さには出せない味があるナチュラルでカントリーな住宅が出来ます。

ちょっと長くなってしまいました。
続きは次回お話しますね。


   


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