「寛ぎの鉄則〜マイホームの色彩計画(外装編)」



2007年12月17日(Mon)
「寛ぎの鉄則〜マイホームの色彩計画(外装編)」
こんにちわ。今回は「マイホームの色彩計画(外壁編)」です。

なんとなくリラックスできる、勉強したくなる、よく眠れる、ご飯が美味しい
和やかな気分になるなどという感覚的な感情は色に左右されていることが多いのです。
材質は決定したけど、「色は後でカタログ見て決めよう」ってよくある話なんですが、
そんなことしちゃダメですよ。
材料の色は価格には関係ないけど、住み心地には大いに関係あるのです。

では、どんな点に注意したらいいのか気になりますよね。
今回は住宅の外観の色彩について考えてみましょう。

外観の色彩の注意点

・周りの環境と相談してみましょう

昨年の話ですが、皇居の近くのイタリア文化会館の真っ赤な外壁が問題になりました。
日本の美しい景観が損なわれたとして都知事に意見書が提出されるという騒ぎになったのです。
問題は景観のことだけでなくその外壁の真っ赤な色は光に反射してより鮮やかになり、近くのマンションの住民は
時間によっては窓が開けられないなど、非常に不快な思いをされているとか。
===赤は色彩心理で情熱や怒りを表します。赤を見ていると戦闘態勢が出来上がってしまうと言われています。==
色の面積効果で広い面ではより鮮やかさが強調されるので住民の方はさぞかし不快になったことでしょう。

デザイン性を重視した建物はとっても素敵なのですが、建築物は周りの景観に溶け込んでこそ素敵なのです。
建築予定地の周りの環境をきちんとチェックしましょう。


・色のトーンを周りの環境にあわせる

環境に合わせるとき、トーンを考えて決めるといいです。
色には三属性といって明度・彩度・色相の3つで構成されています。
明度とは明るさの度合い。白が最も明度が高く、黒が最も明度が低いのです。
白っぽいか黒っぽいかってことです。
彩度とは鮮やかかくすんでするかということ。
この明度と彩度をあわせたものをトーンと呼んでいます。
トーンが揃っていると色相は違っていてもまとまりが出て来ます。
外国の町並みが素敵なのは条例などでトーンを揃えているからなのです。

・イメージを決めて合わせていく

まず最初にどんなイメージの家にするかを決定します。
ナチュラルな感じとか南欧風とか和風モダンとかっていうあれです。
イメージにあわせて素材・テクスチャー・形・色を決めていきます。
そうするとおかしなところがないイメージどおりの家が出来上がります。

・外観の三要素「外壁の色」「屋根の色」「サッシの色」

外観の印象は「外壁」「屋根」「サッシ」の色で決まります。
素敵な洋館に黒のサッシは合わないですよね。また純和風住宅に白のサッシは
チグハグになりますよね。
和風の住宅なら瓦のグレーと黒のサッシで渋さをだすとか、
南欧風の住宅ならオレンジの洋瓦にイエロー系の外壁とか。
そんな感じでイメージにあわせてこの3つの部材の色を決定しましょう。

・退色、汚れなどのメンテナンスにも考慮が必要

特に外壁はメンテナンスで意外とお金がかかったりする場合があります。
外壁の塗り替えは足場が必要になる場合、とても費用がかかります。
しかも風雨にさらされているので退色や汚れは避けられません。
退色のしにくさや塗り替え時の費用なども考慮して決めてください。

・ソファーに座ってサンプルで選んではダメです。

色は大きい面積だとその色の特徴が強調されます。濃い色はさらに濃く、薄い色は
更に薄く見えるのです。
小さい色見本で確認するべからず。大きなサンプルをショールームで見てから決めましょう。
また、外壁の色は必ず外で決定しましょう。
室内で見るのと外で見るのとでは色が全然違って見えるのです。

家の外装はいわばその家の顔です。
イメージどおりの素敵な家を作りましょうね。


   


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AT色彩オフィス

福岡市中央区天神4丁目5-10-510



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