家づくりのキホン
新築住宅を建てるためのキホンをマスターしよう
|
|
|
|
2007年12月17日(Mon)▲ページの先頭へ
「寛ぎの鉄則〜マイホームの色彩計画(外装編)」
こんにちわ。今回は「マイホームの色彩計画(外壁編)」です。
なんとなくリラックスできる、勉強したくなる、よく眠れる、ご飯が美味しい 和やかな気分になるなどという感覚的な感情は色に左右されていることが多いのです。 材質は決定したけど、「色は後でカタログ見て決めよう」ってよくある話なんですが、 そんなことしちゃダメですよ。 材料の色は価格には関係ないけど、住み心地には大いに関係あるのです。 では、どんな点に注意したらいいのか気になりますよね。 今回は住宅の外観の色彩について考えてみましょう。 外観の色彩の注意点 ・周りの環境と相談してみましょう 昨年の話ですが、皇居の近くのイタリア文化会館の真っ赤な外壁が問題になりました。 日本の美しい景観が損なわれたとして都知事に意見書が提出されるという騒ぎになったのです。 問題は景観のことだけでなくその外壁の真っ赤な色は光に反射してより鮮やかになり、近くのマンションの住民は 時間によっては窓が開けられないなど、非常に不快な思いをされているとか。 ===赤は色彩心理で情熱や怒りを表します。赤を見ていると戦闘態勢が出来上がってしまうと言われています。== 色の面積効果で広い面ではより鮮やかさが強調されるので住民の方はさぞかし不快になったことでしょう。 デザイン性を重視した建物はとっても素敵なのですが、建築物は周りの景観に溶け込んでこそ素敵なのです。 建築予定地の周りの環境をきちんとチェックしましょう。 ・色のトーンを周りの環境にあわせる 環境に合わせるとき、トーンを考えて決めるといいです。 色には三属性といって明度・彩度・色相の3つで構成されています。 明度とは明るさの度合い。白が最も明度が高く、黒が最も明度が低いのです。 白っぽいか黒っぽいかってことです。 彩度とは鮮やかかくすんでするかということ。 この明度と彩度をあわせたものをトーンと呼んでいます。 トーンが揃っていると色相は違っていてもまとまりが出て来ます。 外国の町並みが素敵なのは条例などでトーンを揃えているからなのです。 ・イメージを決めて合わせていく まず最初にどんなイメージの家にするかを決定します。 ナチュラルな感じとか南欧風とか和風モダンとかっていうあれです。 イメージにあわせて素材・テクスチャー・形・色を決めていきます。 そうするとおかしなところがないイメージどおりの家が出来上がります。 ・外観の三要素「外壁の色」「屋根の色」「サッシの色」 外観の印象は「外壁」「屋根」「サッシ」の色で決まります。 素敵な洋館に黒のサッシは合わないですよね。また純和風住宅に白のサッシは チグハグになりますよね。 和風の住宅なら瓦のグレーと黒のサッシで渋さをだすとか、 南欧風の住宅ならオレンジの洋瓦にイエロー系の外壁とか。 そんな感じでイメージにあわせてこの3つの部材の色を決定しましょう。 ・退色、汚れなどのメンテナンスにも考慮が必要 特に外壁はメンテナンスで意外とお金がかかったりする場合があります。 外壁の塗り替えは足場が必要になる場合、とても費用がかかります。 しかも風雨にさらされているので退色や汚れは避けられません。 退色のしにくさや塗り替え時の費用なども考慮して決めてください。 ・ソファーに座ってサンプルで選んではダメです。 色は大きい面積だとその色の特徴が強調されます。濃い色はさらに濃く、薄い色は 更に薄く見えるのです。 小さい色見本で確認するべからず。大きなサンプルをショールームで見てから決めましょう。 また、外壁の色は必ず外で決定しましょう。 室内で見るのと外で見るのとでは色が全然違って見えるのです。 家の外装はいわばその家の顔です。 イメージどおりの素敵な家を作りましょうね。
2007年12月14日(Fri)▲ページの先頭へ
「新築のつぼ。キッチンあれこれ」
子供の頃、田舎のおばあちゃんの家に遊びに行ったとき、確かキッチンは土間にありました。
そういえばお風呂も外を通って行っていた様な・・・・・ その時代、水道普及率が低かったことから人々は室内に水を取り込むことに知恵を絞りました。 土間の台所の中に井戸を作り、そこから水を汲んでくることになるので床がないほうが便利だったわけです。 つまり、蛇口をひねったら水やお湯がジャーって訳にはいかなかったのですね。 キッチンは時代と共に進化して、土間からお部屋の中へそして家の中心へと変遷していきます。 現在はリビングとダイニングとキッチンが一体化したリビングダイニングキッチンが主流です。 小さいお子様がいらっしゃるご家庭では作業をしながら遊んでいるお子様の様子が観察できる 対面キッチンをご希望される方が多いです。 ここ数年では、キッチンがリビングに大きく張り出してきて、テーブルのような大きな キッチンが真ん中にドーンというオープンキッチンスタイルも増えてきました。 キッチンがリビングテーブルの役割も果たすようになってきたのです。 一昔前はオーダーキッチンで何百万もかかるような別荘仕様のキッチンが最近は既製品で比較的安価に揃うように なりました。ご主人も休日にお料理を楽しんだり、家族みんなでお料理を一緒に作ったりと まさにキッチンでリビング的な団欒が可能になります。 キッチンが主役の家が増えてきたのです。 また、家事のストレスを少しでも軽減させるにはキッチンが寛ぎの場であるリビングと一体化してあるほうが 良いのです。三度の食事の支度だけじゃなくお子様と季節のジャムを手作りしたり、お菓子を作ったり また、ご近所のお友達と一緒にピザを作ったりなどキッチンが独立していないことのメリットは 計り知れませんよね。 リビングの寛ぎや心地よさをキッチンまで延長して楽しめる、まさに主婦の味方のキッチンです。 しかし、良いことばかりではありません。 キッチンがリビングに続いているということは、常にキッチンを美しく保っていないとリビングまで 影響してきます。また、食事の匂いがリビングルームにまで押し寄せてきがちです。 後片付けをすぐにしない方には例えば、キッチン部分をリビング側のみクローズできるようなをご提案しています。 こうすると突然のお客様にも安心ですよね。 また、食事の匂いをシャットダウンするには換気扇を工夫されると良いでしょう。 出来るだけフードの位置が下の方にあるタイプを選びましょう。 また、空気の入口と出口をきちんと確保することも臭いを溜めない工夫として大切です。 LDK横にテラスを兼ねたバーベキュースペースを設けるのも良いかもしれません。 臭いのこもる焼肉などはいっそ野外で行うというのも楽しいものです。 その場合は忘れずに野外用立水栓と照明を取り付けましょう。 いかがでしたか?キッチンの発想はご家族のライフスタイルそのものです。 暮らしやすさを第一に考えてマイホームを計画しましょう。
2007年12月03日(Mon)▲ページの先頭へ
【断熱のお話A】省エネとエコロジーを追求したら。。。。
【断熱のお話A】省エネとエコロジーを追求したら。。。。
こんにちわ。前回は断熱工法についてのお話でしたが、 今回は断熱をテーマに、地球の為に省エネルギーそして、エコロジーを追求したとしたら。。。のお話です。 例えば、おんなじ面積の家ならば、凸凹のある家より総2階の四角い家の方が断熱性能は高いです。 また、窓が大きい家より小さい家の方が断熱性能は高いですよね。 開口部からは冬で5割熱が逃げ、夏に7割熱が入ってくると言われます。 地球の環境を考えると、エアコンに頼らず、夏場は熱を室内に入れない工夫を、冬場は熱を逃がさない工夫をするのがいいと思うのです。 つまり、夏は西日を防ぎ、窓にブラインドやすだれなどを付けて直射日光をガードする。 冬は、カーテンを二重にしたり、窓の上にカーテンボックスをつけたりして完全に窓を覆い、お部屋の熱を逃がさない って感じです。 昔、古典の時間に習ったことのある【方丈記】の鴨長明が「家の造りようは夏を旨とすべし」と書き残していますが、 日本は高温多湿な気候なので、エアコンのなかった昔の人は冬の寒さより夏の蒸し暑さが耐えられなかったのでしょう。 昔からの日本の家が柱と梁で出来た大きな開口部を持った特徴があるのも、日差しを避けるだけでなく、 風通しよくしたい【夏】に視点を置いて作っているからなのです。 現代の家は、エアコンや断熱材の進歩で、熱い寒いが軽減されています。 必ずエアコンを使うという前提であれば、高気密・高断熱住宅はエアコンの効きがよくなり、省エネに繋がります。 しかし、一方で年間を通じで室温が下らないので、ダニにとっても快適な状況になっているのか、ダニアレルギーによる 成人のアトピー患者が年々増加しているらしいです。(ToT)(昔の家は冬になると寒くてダニが全滅していたのですね。) さらに、内装材や接着剤から発生するホルムアルデヒドやトルエン・ベンゼンなどの化学物質の影響で、 シックハウス症候群に陥る人も増加しています。こうなってしまうと、高気密・高断熱は化学物質を溜め込んじゃうのでは? という気さえしてきます。最近は建材メーカーや内装材メーカーなどで、有害化学物質を含まない材料もありますので 検討の余地ありです。(*^_^*) ちなみに、私たちの住む福岡市のここ十年間の平均気温の記録を見ると、 ・真冬日(最高気温が0度未満) 0日 ・冬日(最低気温0度未満) 3.2日 ・夏日(最高気温25度以上)140.1日 ・真夏日(最高気温30度以上)60.7日 ・猛暑日(最高気温35度以上)4.3日 となっています。どっちかって言うと寒い日の結露対策よりも暑い日の対策のほうが重要だったりして・・・・・・ ともあれ、出来るだけ暑い日にもエアコンを使わなくても良い家にしたいものですね。 空調をつけた27度のお部屋と自然の風を入れた30度のお部屋では、後者のほうが心地よいと感じる方が多いという データを見つけました。 確かに、自然の風を取り入れたお部屋は気持ちいいです。 昔ながらの日本の家は窓が大きく取ってあり、窓からの熱の流入が7割なのですが、その一方で風が通るので 五感が心地よく感じるのでしょう。 シックハウス症候群やアトピー性皮膚炎の増加などを考えると、自然の風と光を取り入れた家にも憧れますよね。 断熱性能ももちろん大事ですが、地域の環境に合わせたナチュラルな暮らしも考える価値がありそうです。
2007年12月02日(Sun)▲ページの先頭へ
【断熱のお話@】
【断熱のお話@】
今回は家の断熱の種類について考えて見ましょう。 家の断熱ってよく分かっているような分からないような・・・という方多いのではないでしょうか? でも、外張り断熱とか充填断熱とか聞いたことありますよね。よく住宅雑誌などで家の性能を話題にしているとき 一番にでてきます。 まずは、この違いをすごーく簡単に説明すると・・・・ 充填断熱とは壁の間に断熱材をサンドイッチする工法 外張り断熱とは壁の外側を全部断熱材で囲む工法 です。簡単でしょ(*^_^*) 要するに、内側に詰め込むか、外側を囲むかの違いです。 外張り断熱の話をする前に・・・ ここで、もう1つ、今度は【結露】のお勉強。。。。。あっ「もういやだぁ(>_<)」って言わないでね。 熱は川の流れと一緒で高いところから低いところへ流れています。 真冬の寒い日にお部屋の中で暖房をガンガン付けると窓に水滴がついてしまうことがありませんか? そんなところ見たことない人はグラスに氷を入れて暖房のきいたお部屋に置いてみましょう。 すると、コップの周りに水滴がたくさん付きますよね。(*^_^*) これが【結露】です。グラスはそもそも断熱性能が低いので、熱がコップの周りの冷たいところに集まって 急に冷やされた空気が結露してしまうのです。 でも、グラスの周りを発砲スチロールでぴったり囲ってしまえば氷の冷たさが外に伝わらないので水滴は出来ませんよね。 これが外断熱の考え方です。スゴイ。。 でも、外側を隙間なく囲まなきゃいけない(隙間が少しでもあると結露しちゃう)ので、施工のやり方が重要になります。 あと、普通の断熱よりも一般的には施工費がアップしちゃいます。外側のほうが面積も広いですしね。・・・ 気密性が高いので省エネルギーになります。でも、24時間換気の必要があります。 次に、充填断熱についてです。 一般的によく採用されている工法で、ビニール袋に入ったグラスウールなどを壁の内側に入れていく方法です。 よく建築中の家で目にしませんか? いっぱい入れれば、断熱性能は上がります。壁の厚み全部10センチくらい入れれば、かなりのものです。 しかも、低コストです。内側に施工するので、防湿層と通気層の確保で内部結露を防止しています。 また、壁の中にぴっちり古紙100パーセントのセルロースファイバーを吹き込む工法なんてのもあります。 これは、断熱も防音もすごいですが、セルロースファイバーの調湿作用が高いという特徴からお部屋の環境ににいいらしいです。 断熱工法には大きく分けるとこんな感じですが、それぞれに細かく言えば長所・短所もあり、かかる金額も違いますので、 どの工法を採用するかは事前によーく検討してくださいね。 ハウスメーカーによっても採用している断熱材が違うので、よく確認して自分たちの家に合う断熱工法を採用しましょう。
2007年12月01日(Sat)▲ページの先頭へ
最初の決断♪住宅の外壁の選び方(サイディングとモルタル)
外壁は家の外観を決める大事な要素です。さらに家を風雪や紫外線、延焼などから守る
という重要な役割があるので、コストだけじゃなくて「耐久性」や 「メンテナンス」も含めた様々な観点から選ぶことが大事です。 まずは、種類から。大きく分けると 「モルタル」「サイディング」「タイル」「レンガ」「ALC(軽量気泡コンクリート)」「木」があります。 このうち、最近の住宅で多いのはサイディングです。 サイディングには窯業系、金属系、樹脂系があります。 パネル状になっているので下地に直接貼っていくだけで施工も簡単だし、いろいろなテクスチャーのものがあって 様々な表情を出せるのも魅力です。 材料の厚さによって値段が変わりますが、比較的お手ごろ価格です。 このうち、窯業系を採用している住宅が最も多いです。 窯業系サイディングは最近では、いろいろな機能持つものが出てきています。 雨の水で汚れが落ちたり、長い間色褪せを防ぐものなど。 外壁は一番風雨にさらされるところです。また、外壁の痛みはほったらかしていると直接家の傷みに繋がっていきます。 定期的なメンテナンスは家の寿命を延ばすためにも重要です。 まず5年〜10年でサイディングには継ぎ目のシーリングの劣化や痩せが生じてきます。これを放置していると継ぎ目から水が入って ひび割れたり、穴が開いたりしてきます。最初のメンテナンスがこのシーリングの打ち直しです。 次にサイディング表面の塗装膜の劣化が生じます。色褪せや汚れなど見た目にも悪くなってきます。 こうなる前に透明なコート材をサイディングに塗りなおすことが長持ちの秘訣です。 最近のステキな柄のサイディングは遠目には本物と見分けが付かないような多色の複雑な塗装を工場で施しているので、 色が完全に褪せてしまってからは元通りの美しい多色塗装をするのは不可能なのです。 メーカーでは15年〜20年の保証をしているものもあります。 が、早め早めのお手入れが大切ですよ。 しかし、外壁のメンテナンスは面積が大きいし、真四角に近い家の場合はほとんどの場合、足場が必要になってくるので、 予想以上に費用がかかります。表面コートの塗り替えやシーリングの打ち換えにどのくらいの費用がかかるのかをあらかじめ聞いておきましょう。 建物の大きさや形状によっては最初からメンテナンスフリーの材料を使ったほうが結果的に長い目で見ると割安だったりもします。 また、凸凹した外観の家にはサイディングは不向きです。サイディングはパネル状のもので家の周りをすっぽりカバーしているような感じなので、 出っ張っているところと引っ込んでいるところはコーナー部材を入れます。コーナー部材はパネル部材に比べると割高なので、 凸凹したところがたくさんあるとそれだけ割高になり、しかもシーリングで塞ぐ箇所が増えるというわけです。 ところで、ランニングコストがかからない代表といえばやはりタイルです。 焼き物なので吸水性がほとんど無く、汚れが付きにくい、色落ちが無いので、ほとんどメンテナンスフリーです。 重厚感があるので、豪華な家には欠かせませんが、他の材料と比較してイニシャルコストは高めです。 以前は湿式工法といって左官さんが壁に一枚一枚貼っていく方式が主流でしたが、最近では、 サイディングのように下地に引っ掛けるタイプの乾式工法のタイルが普及してきました。 落下の心配も無く、乾式工法なので工期も短く施工も簡単です。 モルタルはセメントと砂を水で練ったもので、日本の住宅外壁の伝統的な工法で長い間使われてきました。 現在でもサイディングに次ぐ需要があります。 コストが安くて、デザイン的に自由度が高いです。凸凹の家にも使えます。 防火性能を確保するために便利な材料なのですが、 湿式工法なので工期が長く、ひび割れが起こりやすく、メンテナンス頻度が多いので、敬遠されてきました。 しかし、最近、南欧風住宅や自然素材住宅のブームで密かに脚光を浴びてきています。 工場生産の均一さには出せない味があるナチュラルでカントリーな住宅が出来ます。 ちょっと長くなってしまいました。 続きは次回お話しますね。
2007年08月10日(Fri)▲ページの先頭へ
光溢れる家〜住宅の採光計画〜
先日、知人の結婚式に行ったときのこと。なんだかいつもの披露宴の感じと違う。。
あれっと思って見回すと、 そこの披露宴会場は一面がガラス張りで、自然の光がキラキラと入ってきているではありませんか。 銀のカトラリーが光に反射してキラキラしててとってもキレイでした。 キャンドルサービスはなかったけれど、 自然の光の中で食べるお料理は色鮮やかで、とても美味しくて、 花嫁さんもナチュラルでステキでした。 初対面のお隣の方ともまるで昔からの友人のようにお話も弾みます。 いつもの厳かな雰囲気もいいけど、こんなキラキラした披露宴はほんとに楽しかったです。 んっ?これって・・・ 自然の光の魔法なんですよね。 自然光は人の心を開かせ、活動的な気分にしてくれます。 また、体内の時計を正常に戻してくれる働きもあるそうです。 住宅の採光計画は今後の暮らしにとって大変重要ですよね。 では、今回は 採光計画のコツをお話します。 1.南側にできるだけ窓をとる。 南側からの採光はサイコーです。(笑)夏は太陽の高度が高いので強い光はお部屋の奥まで入ってきません。 逆に冬場は太陽の高度が低いので、お部屋の奥の方まで光が入ってきます。 ですから、南側の窓は大変効率がよいのです。 ガラスは断熱効果の高いペアガラスを使いましょう。 ・窓が取れないところ(外視線)や北側にはトップライトを設ける。 お隣の視線が気になってどうしても窓が取りにくい時や、2階の廊下など外に面していないところは トップライトがオススメ。通常、居室の窓は採光上、床面積の1/7以上ないとダメなのですが、 トップライトは壁の窓の3倍の明るさを確保できます。 1ヶ所付けただけで大変明るくなります。 ・壁にガラスブロックなどをはめ込み、採光を確保する。 ガラスブロックは壁にはめ込むと壁自体が光を通すので、暗い玄関やホールなどにいいですね。 断熱性や遮音性、防火性に優れているので、省エネにももってこいです。 窓を開けなくてもいい場所に取り付けましょう。 ・外壁に面する所にはなるべく収納を取らない 奥行きのない収納には窓を作らないことが多いので、外壁に面するところにはなるべく収納が来ないように 設計しましょう。また、外壁との境は外気との関係で、換気が悪いとカビが発生することがあります。 ・窓の大きさを考える 縦長の窓と横長の窓では、入ってくる光の量が違います。 また、窓の取り付け高さによってもお部屋の明るさは全然違ってきますよね。 窓は、方位と窓の形を合わせて考えて計画しましょう。 では、日当たりが良いとどんなメリットがあるのでしょう? @太陽の熱で、躯体が温まると部屋の中の湿度が下り、快適な空間になる。また、冬場は省エネにもなりますよね。 A直射日光に当たると乾燥し、ばい菌の発生を防ぐので衛生的。 B体に直射日光を感じると、新陳代謝が良くなり、健康的。 Cなにより、昼間から電気をつけなくていいので、エネルギーの節約になります。 「日当たりの良い家」と聞くと、それだけで家族の笑顔や健康をイメージしますよね。 これから住宅をお考えの方は是非、採光にもこだわってみてください もっとも賢い収納計画♪
今回は もっとも賢い収納計画♪ と題して
新築時の収納計画についてお話します。 まずは、収納と広さの関係から・・・ 設計上は収納面積は総床面積の1.5割くらいが適当だといわれています。 しかし・・・・ 一概に割合で換算して本当に使いやすさを実感できるのでしょうか? ・・・・・できません。。 また、最近は【見せる収納】(置家具収納)から【見せない収納】(納戸など)へと 変化しています。 つまり収納の大容量化傾向にあります。 家のいたるところに納戸を設けた収納の家とやらが人気だとか。。。 でも・・・収納って大きければよいって言うわけではないんですよねー。。 収納はいっぱいあるのに使いにくいという声をよく耳にします。 収納がやたらと大きければ、人はついつい何でもそこに突っ込んでしまいます。 その結果・・・本当に必要なときには、取り出せない(T_T)、そのうち何処にしまったか分からなくなり(ToT)・・・・ 反対に、何にも入っていない空っぽの収納スペースがあったり(゜o゜) 要するに、収納に家族の生活スタイルが反映されていないのです。 また、収納が大きければそれだけ生活スペースは狭くなってしまいますよね。うーん、もったいない(>_<) 収納は「必要なものを必要な場所に使いやすく」というのが基本です。 収納するものによって収納スペースは変わります。 つまり、収納はプランニングの時から家族の個々のレベルで参加して 「●●家オリジナル収納プラン」を作ることが大事なのです。 具体的には・・・・ @各お部屋で使うもの・その場所に収納したほうが便利なものをリストアップ 基本は個人の持ち物はプライベートスペースに、家族で使うものはパブリックスペースに 収納しましょう。 忘れがちなのが、掃除道具や趣味の道具など。しまいやすく出しやすい指定席を作ってあげましょう。 A平面計画と照らし合わせながら、収納場所、必要な面積、奥行き、高さなどを検討しましょう。 「あまり使わないものは上へ、よく使うものはひざから上、目線までの高さに、重たいものは下へ」 しまうものの奥行きに合わせて作ると出し入れしやすい収納スペースとなります。 また、物が増えることも想定して、ちょっとだけ余裕を持たせて計画するとよいです。 Bデットスペースを探し、収納スペースとして利用出来ないかを検討しましょう。 トイレの壁に一部埋め込み式の棚を付けるとトイレットペーパーなどのストックを置くのに利用できますよね。 また、クロゼットにパイプを取り付けてロッカーとして利用するのなら必要最小寸法で60センチの奥行きが 取れれば、大丈夫です。 階段下も出来れば収納スペースになるように階段を計画しましょう。 意外と大きな収納スペースとなります。 どうしても、収納が確保できないときは、小屋裏の利用も検討しましょう。 また、高基礎にして床下全部を収納スペースに使うこともできます。 この場合、計り知れない量の収納が可能ではあります。しかも、生活スペースに影響しないですし(*^_^*) ただし、換気と除湿は確保してくださいね。カビちゃいますから。。。 C収納の内装にも気を使う。 家族の健康のことを考えて、抗菌仕様や低ホルムアルデヒドのものを使いましょう。 現在のお住まいは・・・ 家の中が片付かないで困っていませんか? なんだかいつも探し物をしていませんか? 賃貸住宅は面積の割合で計画するのは仕方ないにしても、 新築で家を建てるなら、オリジナルな収納計画をプランニング時から考えましょうね、 プランニング時に計算された収納計画をすることで 思いがけない暮らしやすさを手に入れることができますよ。 暗い家
私は仕事柄様々なお客様の家を見せてもらう機会があります。
正確には計算していませんが、今まで、少なく見ても3000件は見せていただきました。 実は私は、玄関に入った瞬間に、何らかの病気が潜んでいる家はわかるのです。 説明しづらいんですが、「あっ、ここのお宅はご病気の方がいらっしゃるのでは?」 と入った瞬間にいう感じるのです。 家の空気というか、「気」が、なんとなく病んでいるような感じです。 こういう風に感じた家は、お話しているとやはりご病気の方がいらっしゃったり、ご家族が不仲だったりあまり家に寄り付かない同居の家族がいたり、非行に走ったお子様がいたりと何らかの「病」を抱えているのです。 家が「病」を生んでいるのか、それとも「病」が家をそうさせるのかはよくわかりませんが、少なくとも明るくて健康的な家には「病」が感じられません。 ちょっと風邪を引いた家族がいるくらいでは、この「病の気」は出てこないようです。 えーっ。。それってどんな家? 澱んでいるってどんな感じなの? って思っておられることでしょう。 私も長年の経験から、具体的に検証してみました。 まず、そういう家は ・ほとんど玄関は暗く、風が通らない。なんとなく湿気が多い感じ・・・ ・お掃除が行き届いていない。埃っぽいかんじです。足の裏が黒くなりそうな家 【暗いので、埃がめだたないから、掃除もおざなりになってしまうのかな?】 ・お部屋もやはり暗い。昼間でも電気をつけている。 ・外はお天気なのに、家の中はジメッとしている。 ・床がなんとなくベタベタした感じ。 ・家の中がなんだか嫌なにおい(カビ?)で充満している。 ってこんな感じです。 つまり、採光と通風が良くない家ということでしょうか。 国際的看護士のナイチンゲールが「暗い家は間違いなく不健康な家である」と言っていたとか。 昔の家は壁が多く細切れの部屋をたくさん作った間取りになっていることが多いです。 壁が多いので、南側の採光が遮断されてしまい、家の奥に光が届かない。だから暗い。 また、壁で通風も遮断されてしまうので、空気の入り口と出口がうまく配置されていないので湿気が抜けにくい。 無理なリフォームでお部屋を作ってしまったため、光が入らない暗いスペースが出来てしまった。。。など。 ある程度の壁を作ることは耐震の問題や家具の配置の問題でもちろん大切なのですが、 通風や採光のことも視野に入れて玄関や廊下に至るまで、明るくて自然の風が取り入れられる健康的な間取りの家を建ててくださいね。 汚れが目立たない家にするより、汚れていない家にすることが大切ですよ。 家づくりのキホン(動線計画)
「動線」って聞いたことがありますか?家の中で人が動く軌跡を「動線」といいます。
これって、住みやすく機能的な家を作るのに欠かせないことの1つなんです。 普通はプランニングの段階で、きちんと考慮して設計します。 例えば、キッチンの横に洗面所を持ってくると洗濯しながら炊事ができる。 家事動線が短縮できて便利ですよね。 更に洗面所付近に勝手口があると洗濯物を干すのに洗濯カゴをもってうろうろしなくていいから 便利だったりします。 また、主寝室のそばに書斎があるとご主人の自分コーナーが出来て、仕事の資料や趣味のものなど まとめておくのに好都合です。 通常は、間取りを決めた後に、動線を確認して決定するのですが、内装の仕様などと違って意外と皆さん真剣に見ていないのがこの動線計画なんです。 でも、一般的な「動線」計画は設計段階で設計士さんがちゃんと考慮して作っていきますが、家族のライフスタイルを組み込んだ「動線」の計画はそこに住まう人がどんな暮らし方をしたいかを語りながら計画しないと反映されません。 例えば、アウトドア派の仲良し家族の暮らし方動線は リビングから庭へつづく大きなサッシを全開口サッシにすることによって、リビングに広がりができ、たまには庭で食事ができる「テラスリビング」や外で遊んでいる子供と家事をしながらコミュニケーションできる「子育てキッチン」などの動線が考えられます。 また、こだわり本格派の家族の暮らし方動線は玄関の脇に土間のスペースを取って、親子でサイクリングした自転車をそのまま入れることができるスペースや泥んこになった服を着替えるスペースにしたり、ワインやお酒などのストックを置いて、ちょっとお洒落なワインセラースペースにも活用できます。 奥様の趣味のパッチワークやトールペイントのアトリエにして、ご近所やお友達にお茶を飲みながら見てもらうというコミュニケーションスペースにも活用できそうですね。 パソコン通の奥様は、キッチン脇の壁厚を利用して組み込み式の机を配置。LAN配線を通すことにより、家事の合間にノートパソコンでショッピングしたり、取り込んだ洗濯物のアイロンかけをしたりと家事コーナーの奥様専用スペースが出来上がります。 動線はご家族の暮らし方を想像しながら、あらゆるシーンで家の中の動きをイメージして目的に沿った動きがしやすいかどうかを検証してみることが大切ですよ。 「オリジナルなマイホーム」を建てるために、動線の計画の中でご家族のライフスタイルや住まいへの夢を話し合ってみてくださいね。 |
AT色彩オフィス 福岡市中央区天神4丁目5-10-510
新着エントリ
「寛ぎの鉄則〜マイホームの色彩計画(外装編)」 (12/17) 照明器具の選び方・・・まずはランプ編 (12/15) 「新築のつぼ。キッチンあれこれ」 (12/14) 【断熱のお話A】省エネとエコロジーを追求したら。。。。 (12/3) 【断熱のお話@】 (12/2) 最初の決断♪住宅の外壁の選び方(サイディングとモルタル) (12/1) 光溢れる家〜住宅の採光計画〜 (8/10) もっとも賢い収納計画♪ (8/10) 暗い家 (8/10) 家づくりのキホン(動線計画) (8/10)
新着トラックバック/コメント
|
|
|